私の弟の話22

焦る母

弟が子守を引き受けてくれた事をすごく喜んでいた母でしたが、当日の様子から、長男に何かあったら嫌だし、もう頼むことはしないと母に伝えました。

それ以来私も姉も悪阻がなかなか治らなかったり、仕事が忙しかったり子どもの体調不良など色々ありなかなか実家に寄れない日が続きました。

悪阻が落ち着き出し、2人とも体調か良くなって来た頃、弟の誕生日も近づいていたので、ご飯に誘い出そうと2人で実家に寄ったとき、母からまた色々相談されました。

弟はこのしばらくの間に(と言っても2、3週間くらいの間ですが)あまり両親達の前に顔を出すことがなくなってしまったらしいのです。

そのきっかけは、母とこれからの事について話しをしてからだと言います。

私たちもですが、両親達も当然、これからは就職を目指す方向で話を進めていくつもりでした。

施設から帰って来たいと言っていた時も、弟もそのつもりでいるような事を言っていたらしいのですが…

弟の考えは違ったようで、

まだ大学を諦めきれずにいたようなのです。

大学に行く行かないの話は施設の人を含めての場でも散々話し合っていたようで、やっとあきらめて就職を目指してくれると思っていたのに…そう思った母は弟にこんな事をいってしまったと言います。

旦那にも時々弟の事は話していました。旦那からすると、これを勉強したい!という明確な目標もないのに大学に行く事に疑問を持っているタイプで、何となく大卒の方が就職に有利だからとか、大学にいる間にどんな仕事に就くか考えると言った事に否定的で、それで大学行く意味なんてあるのか?お金の無駄だろ!という考えの人です。(私の地元は高卒で就職する人達が大学に進学する人達と同じくらいいるので余計にそう思うのかもしれません)

なので弟が何年も浪人して大学に行く事にこだわっている事もよく思っておらず、、

とこんな感じで、いつまで親にお金を使わせて迷惑かけてるんだよ、早く働いて親に恩返ししろよ!といつも言っていました。その事も母は知っていたので、旦那の事を言えば少しは弟も考えを改めてくれるかもしれないと思い言ってしまったようでした。

 

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