私の弟の話20

 帰ってきてから

母は弟がまた昼夜逆転の生活に戻ってしまい、引きこもりになってしまう事をとても心配していました。

なので何とか理由を作って部屋から出る機会を増やそうとしていました。

食事以外でも家の事の手伝いをしてもらおうとしたり、帰ってきたばかりの頃は弟も母の手伝いをしてくれたりもしていました。

でも少しずつ部屋にいる時間長くなっていき、両親ともあまり話をしてくれなくなってきたようで、母はどんどん焦っていきました。

こんな感じで私たちにも頼るようになっていきました。お姉ちゃん達になら親にも言いたくない話しも話してくれるんじゃないかと期待していたようで、

何とか前向きな気持ちになれるように色々話してあげてよ!と……

おまけに何年も弟とまともに会話しておらず、昔と全然違う雰囲気になっている弟にどんな風に接していいのか私達も分からず話しかけづらい状況でした。

帰ってきたばかりの時に、ご飯でもたべに行こう!と誘った時はいいよと言ってくれていたので、気分転換になるように美味しい所に早く連れて行ってあげよう!と思っていたのですが… 

そんなある日、

弟にあるお願いをしてみる事に

土曜出勤があった私はその日長男を母に預かってもらえないか相談していました。

当時私の職場が実家からの方が近かったこともあり、長男は実家から歩いて1分くらいの保育園に通っていて、私が仕事で夜遅くなるときはお昼過ぎには仕事が終わる母に長男のお迎えをお願いしていました。

弟が帰ってきたばかりの頃は部屋にこもっている時間も少なかったので、私が迎えに行くまでに弟と長男が顔を合わせていた事が何度かあったようで…

なのできっと少しの間なら大丈夫よ!と何度か弟にお願いしてくれないかと頼む母、、

確かに昔は弟も小さい子が好きでよくお世話をしていたこともありましたが…

母はこれをきっかけに息子と仲良くなったら、外に出て一緒に遊びに出かけたりと、引きこもりになりかけている弟を止められるかもと期待していたのかもしれません…

預ける時間も2時間程度だったのと、まず弟に断られる可能性の方が高いだろうと思い、ダメ元で一応弟に頼んでみる事にしたのでした。

 

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